来月へ向けた最低賃金対応

2024年09月03日

9月になりました。

まだまだ暑い日々ですが、いかがお過ごしでしょうか。

体調に気をつけて、今月もやっていきましょう。

今月の話題はこちらです。

<最低賃金>

10月1日から最低賃金が上がります。

〇47都道府県で、50円~84円の引上げ

(引上げ額が84円は1県、59円は2県、58円は1県、57円は1県、56円は3県、55円は7県、54円は3県、53円は1県、52円は2県、51円は6県、50円は20都道府県)

〇改定額の全国加重平均額は1,055円(昨年度1,004円)

〇全国加重平均額51円の引上げは、昭和53年度に目安制度が始まって以降で最高額

〇最高額(1,163円)に対する最低額(951円)の比率は、81.8%(昨年度は80.2%。なお、この比率は10年連続の改善)

神奈川県は1,112円から1,162円へ50円アップの予定です。

東京都も1,113円から1,163円へ50円アップの予定ですね。

全国で一番引き上げ額が高い84円アップは徳島県です。

なるべく最高額と最低額の差を縮めようという政策の影響かと思われます。

アルバイトやパートで働いている方は最低賃金に近い額で契約されていることも多いです。

10月1日から賃金を改定する必要がありますので、今のうちに契約書の見直しと、賃金額の再計算をしておきましょう。

社会保険の加入条件も変わりますし、この機会にアルバイト・パートの働き方を整理しておくのも良いと思います。

その際はぜひお近くの社労士へご相談ください。